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ミドル級の頂上決戦を約2ヵ月後に控えた11日(日本時間12日)、同級WBA(世界ボクシング協会)スーパー王者にしてWBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)王者のゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)とWBAレギュラー王者ダニエル・ジェイコブス(29=米)が米国カリフォルニア州ロサンゼルスで共同会見に臨んだ。17連続KO防衛中のゴロフキンは「これはミドル級最強を決める戦い」と話した。試合は3月18日、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われる。
ダニエル・ジェイコブス
ニューヨークに続いて行われたプレスツアーの会見でゴロフキンは「ダニエル(ジェイコブス)は尊敬するファイターなので、その選手と戦うことができると思うと気分が高揚する。これは最強を決める戦いだと思う。彼は本当のミドル級で、体も大きく豊富なアマチュア経験もある。スピードとパワーは脅威だ」と警戒心を露にしている。
これに対し4連続KO防衛中のジェイコブスは「待ち望んでいた最高の戦いだ。互いにピークにありミスの許されない試合になる。ゴロフキンはずば抜けたパワーを持った選手だが、私もスキルとパワーを備えており、いくつものアドバンテージがある。恐れるものは何もない。ベストのダニエル・ジェイコブスを見てほしい」と自信を口にしている。18度の世界戦を含め23連続KO勝ちのゴロフキンが36戦全勝(33KO)、5度の世界戦を含め12連続KO勝ちのジェイコブスは33戦32勝(29KO)1敗。オッズは7対1でゴロフキン有利と出ている。