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8日(日本時間29日)に米国カリフォルニア州インディオで同級2位ミゲル・ローマン(31=メキシコ)とWBC世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦を争う同級1位の三浦隆司(32=帝拳)が6日、所属ジムでの練習後に取材に応じた。当日のメインには、2年前に三浦からWBC王座を奪ったフランシスコ・バルガス(32=メキシコ)とWBO暫定王者で同級7位ミゲール・ベルチェ(25=メキシコ)のタイトル戦がセットされ、結果次第では三浦対バルガスの再戦が期待される。
三浦は15年11月のV5戦でバルガスに敗れた
年末は31日まで、年明けは3日から練習を始めたというサウスポーの三浦は、当初暫定戦とアナウンスされるも挑戦者決定戦に変わったことについて「こだわりはない」とコメント。「バルガスには一直線に行ってしまい負けたが、以前よりフットワークを重視した練習に取り組み、最近掴めてきている。パンチもいろんな角度から打てるようになった。右でも当たれば倒せるはず」と自信を示した。王座返り咲きに向けて三浦は練習道具にもこだわりを見せるようになった。以前は日本製のウィニングのグローブを使っていたが、今回から米国製のエバーラストを使用。本人曰く「ウィニングより若干薄く、握りやすくパンチが効きやすい。スパーリングでは使わないが、ミットやサンドバックでは手応えを感じる」と話し、ボンバーレフトに一層の磨きをかけていた。
目標は王座返り咲きしかない
年末の世界戦で以前拳を合わせた前WBA王者の内山高志(ワタナベ)がジェスレル・コラレス(パナマ)との直接再戦で敗れたことに話がおよぶと、「失礼を承知で言わせてもらえば、ちょっと年齢を感じた。前回やられた恐怖心が払拭できえていなかったのかな」と感想を語り、自身と照らし合わせ「今の自分にはバルガスに対する恐怖心はない」と断言。2017年の抱負として「チャンピオンへの返り咲き。それしかない」と誓った。三浦は22日に日本を発ち、現地で最終挑戦を行う。