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30日に4度目の防衛戦を控えている世界2階級制覇王者で、WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)が12月某日、横浜市内の大橋ジムで極秘裏にスパーリングを行った。相手を務めたのは、ことし最も注目を集めた選手のひとりで、沖縄出身の新鋭、東洋太平洋フライ級王者の比嘉大吾(白井・具志堅)。2014年6月17日のデビュー以来、11戦全勝全KO勝利中の21歳。その時の映像がこちら。
※ジェネシス・カシミ・ジルバニア(比/カシミ)とのスパーと合わせて公開中!
※ジェネシス・カシミ・ジルバニア(比/カシミ)とのスパーと合わせて公開中!
静寂の中、緊張感たっぷりの攻防
現役世界王者と世界を期待されるスーパーホープによるスパーは5ラウンドにわたって行われた。
後日、感想を語った比嘉
井上とのスパーリングを終えた比嘉は「1年前から何度か手を合わせていて手の内もわかっているので、自分のパンチが当たった場面もあった。手応えもあったが、井上さんはさらに数段レベルアップしてた。とにかくスピードがあってパワフルでプレッシャーが強い。いつスパーリングしても波がなくて安定している。テンポの速さなど勉強になることばかりです」と感想を口にした。井上にとってもパワーのある比嘉との実戦練習は大いに収穫があったようだ。