試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
WBAは7日、同団体のミドル級スーパー王者、GGGことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)とレギュラー王者ダニエル・ジェイコブス(29=米)の対戦に関して、両陣営の交渉が不調に終わったため19日に興行権入札を行うと発表した。
ダニエル・ジェイコブス
もともと両者の対戦についてWBAは、9月9日のジェイコブス対セルジオ・モーラ(米)、翌10日のゴロフキン対ケル・ブルック(英)戦の結果を待って30日以内に団体内統一戦の交渉をまとめるよう指示を出したが、締結直前になって報酬分配率を巡って決裂した経緯がある。ゴロフキン75%:ジェイコブス25%の分配率を60%:40%に見直すようジェイコブス側から要請があったためだが、協議したWBAは実績の差を理由にこれを却下。そのため12月10日に計画されていた試合はいったん空中分解になった。その後、WBAはあらためて対戦指令を出したが交渉は平行線を辿ったようだ。19日にパナマで行われる入札の最低提示報酬額は40万ドル(約4560万円)と規定されている。ゴロフキンは来年3月18日に次戦を予定しており、そこにすんなりとジェイコブス戦が収まるかどうか注目だ。
ギレルモ・リゴンドウ
また、WBAはスーパーバンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)と暫定王者モイセス・フローレス(メキシコ)の団体内統一戦の興行権入札も19日に行うとアナウンスした。こちらは最低提示報酬額が15万ドル(約1700万円)となっている。落札額の75%がリゴンドー、25%がフローレスの取り分となる。