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亀田和毅(25=協栄)を2度退けるなどWBA世界バンタム級王座を4度防衛中のジェイミー・マクドネル(30=英)は12日(日本時間13日)、モナコのモンテカルロで元WBA世界スーパーフライ級王者リボリオ・ソリス(34=ベネズエラ)の挑戦を受ける。この試合の勝利を前提にマクドネルは他団体王者との統一戦を望んでいる。
山中慎介から2度ダウンを奪ったソリス
5度目の防衛戦を前にしたマクドネルは共同記者会見で「この試合を来年に繋げたい」と話し、WBAのスーパー王者ラウシー・ウォーレン(米)との統一戦に向けて準備していたものの相手側の事情で実現しなかったことを明かした。さらにIBF王者リー・ハスキンス(英)については「彼には一度負けている(08年3月に8回判定負け)ので、雪辱を果たして同時にIBFベルトも手に入れたい。さもなければスーパーバンタム級に上げて大きな試合に臨むのもいい」と話した。ただし、目の前の敵は簡単な相手ではない。ソリスは河野公平(ワタナベ)と亀田大毅に判定勝ちを収め、敗れたものの山中慎介(帝拳)からは2度のダウンを奪っている強敵だ。今年3月の山中戦後、ソリスは6月と7月にリングに上がって5回TKO勝ち、8回判定勝ちを収めており、この試合に照準を合わせてきた。マクドネルも「彼は山中ら2度のダウンを奪っている。みんなは私が勝つと思っているようだが、油断はできない」と警戒している。マクドネルは31戦28勝(13KO)2敗1分、ソリスは30戦25勝(11KO)4敗1分。オッズは9対1でマクドネル有利と出ている。