パッキャオが試合地入り

　7ヵ月ぶりの復帰戦に向け元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(37=比)が1日、試合地の米国ネバダ州ラスベガスに到着した。パッキャオは5日(日本時間6日)、ラスベガスのトーマス&マックセンターでWBO世界ウェルター級王者ジェシー・バルガス(27=米)と対戦する。
※バルガス対パッキャオ、セミのオスカル・バルデス(25=メキシコ)対大沢宏晋(31=ロマンサジャパン)のWBO世界フェザー級タイトルマッチ、ノニト・ドネア(33=比/米)対ジェシー・マグダレノ(24=米)のWBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチは6日(日)午前11時からWOWOWで放送の予定。

　この試合に備えパッキャオはフィリピンでトレーニングをこなしたあと、先月22日に米国ロサンゼルス入り。ここで最終調整を行い、この日、ラスベガスの宿舎となるホテル、ウイン・ラスベガスに到着した。フロント前に大勢のファンや関係者が詰めかけるなか、ポロシャツにジャケットを羽織ったパッキャオはホテル内に入っていった。一方、バルガスもこの日にホテルに到着し、ボブ・アラム・プロモーターらの出迎えを受けた。5日の試合に向け2日に両雄は共同会見、4日に計量に臨むことになっている。チケットは1000ドル(約10万4000円)、700ドル(約7万2800円)、500ドル(約5万2000円)、300ドル(約3万1200円)、100ドル(約1万400円)、50ドル(約5200円)の6券種で、残券があるという。