クロフォードの相手はモリナ

　WBC、WBO世界スーパーライト級王者テレンス・クロフォード(29=米)は12月10日、米国ネブラスカ州オマハのセンチュリーリンク・センターで次戦を予定しているが、相手がWBC、WBO3位のジョン・モリナ(33=米)に内定した。

　クロフォードは昨年4月にWBO王座を獲得し、今年7月にはWBC王者のビクトル・ポストル(ウクライナ)に勝って2団体の王座統一を果たした。これが統一王者としては初の防衛戦となる(WBOはV4戦)。29戦全勝(20KO)。相手のモリナはルーカス・マティセ(亜)、エイドリアン・ブローナー(米)、ウンベルト・ソト(メキシコ)、ミッキー・ベイ(米)、ルスラン・プロボドニコフ(露)といった世界王者経験者と拳を交えてきたベテランだが、世界挑戦となると12年9月のアントニオ・デマルコ(メキシコ)戦(1回TKO負け)以来、4年ぶり2度目となる。35戦29勝(23KO)6敗。