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WBA、WBC、IBF世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)に5回TKO負けを喫してから約1ヵ月、このほどIBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(30=英)がジムワークを再開した。
ケル・ブルック
ブルックはウェルター級王座を持ったまま2階級上のミドル級王者に挑み、4回までジャッジのひとりが39対37でリードと採点(二者は38対38)するなど善戦。敗れはしたものの株を落とすことはなかった。しかし、試合で右眼窩低を骨折したため9月下旬に手術をした。ジムで軽く汗を流したというブルックは「少しだが心地いい汗を流した」と話している。再起戦は来年の上半期になる模様で、IBFからエロール・スペンス(米)との指名試合を課されているが、ウェルター級に留まるのかスーパーウェルター級に上げるのか、決断までにはもう少し時間が必要な様子だ。スペンス戦のほかアミール・カーンとの英国人対決やWBO世界スーパ―ウェルター級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)との対戦なども期待されている。