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[世界戦調印式]2016.9.14

今年一番緊張する世界戦まで2日

 WBCダブル世界戦の調印式が14日、大阪市内のホテルで行われた。ファン注目のカードが2試合用意された9月16日(金)のエディオンアリーナ大阪のリング。
 最初に登場するのは、長谷川穂積(真正)。WBC世界バンタム級タイトルを10度防衛し、フェザー級でも世界王座に就いた現役レジェンドが、WBC世界スーパーバンタム級王者、ウーゴ・ルイス(メキシコ)に挑戦するファン待望のビッグバウト。
 メインには11度目の防衛が懸かっているバンタム級チャンピオン山中慎介(帝拳)が登場。挑戦者は12度防衛記録を持つ元世界王者で、この階級最強コンテンダー、アンセルモ・モレノ(パナマ)。1年ぶり2度目の対決。黄金の系譜、緑のベルトを守ることはできるのか。
左:山中慎介
 WBC世界バンタム級王者の山中は「この試合に向けて、真夏の調整となりましたが帝拳ジムの万全のサポートと、自分の今までのキャリアを生かして最高の状態に仕上げることが出来ました。当日は、万全の状態でリングに上がることを約束します」と決意を語った。この試合には、アメリカ老舗ボクシング雑誌リングマガジンがこの試合の勝者にベルトを提供することが発表されると「リングマガジンのベルトがかかるということでこのベルトを獲るということで新鮮な気持ちになれたし、モチベーションも上がりました。しっかりと持ち帰りたいと思います」と意欲をみせた。
 山中は黒色日本製の8オンスのグローブを選択。
2度目の挑戦
 1年前に続き王者に2度目のアタックをかけるモレノは「コンディションも大変よく、意欲も高揚しています。私はこの試合でどんな形でもチャンピオンに勝ちたいと思います。戦う準備はできている。パナマの国民も私を応援してくれている。大変難しい試合ではあるが、私がパナマにベルトを持ち帰ります」と静かに語った。
 モレノも黒色日本製8オンスのグローブを選択。
王者: ウーゴ・ルイス
 WBC世界スーパーバンタム級王者のルイスは「日本の皆様こんにちは。再び日本に来れて大変嬉しく思っています。試合が楽しみで仕方ないです。グレートな試合に成るでしょう。タイトルは家に持ち帰ります」と笑顔をみせた。
 ルイスはメキシコ製黒色8オンスのグローブを選択。
16度目の調印式
 挑戦者の元2階級制覇王者の長谷川は「まず、この挑戦を受けてくれてチャンピオンのウーゴ・ルイス選手、ウーゴ陣営の方々に感謝します。今が1番強いと言われているウーゴ選手に挑戦できるというのも自分にとってもチャレンジであり、嬉しいことです。明後日の試合では必ずチャンピオンになれるように頑張りたいと思います」と静かに語った。
 長谷川はメキシコ製黒色8オンスのグローブを選択。
オフィシャル陣
■WBC世界バンタム級タイトルマッチ
■オフィシャル陣
■レフェリー
ダニエル・ヴァン・デ・ヴィーレ(ベルギー)
■ジャッジ
バート・クレメンツ(アメリカ)
デビット・サザーランド(アメリカ)
ニコラス・イダルゴ(ベネズエラ)
■立会人
デュエイン・フォード(アメリカ)

■WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
■オフィシャル陣
■レフェリー
エクトル・アフー(パナマ)
■ジャッジ
バート・クレメンツ(アメリカ)
デビット・サザーランド(アメリカ)
ニコラス・イダルゴ(ベネズエラ)
■立会人
デュエイン・フォード(アメリカ)

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