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9月16日(金)のエディオンアリーナ大阪でWBC世界バンタム級王者の山中慎介(33=帝拳)に挑戦する同級1位アンセルモ・モレノ(31=パナマ)が12日、都内のジムで練習を公開した。
3ヶ月間ハードな練習をし体調は万全
1年前の挑戦では8ラウンド終了時まで試合を優位に進めたが、終盤に追い上げられ判定2-1で敗退したモレノ。再戦にあたり、並々ならぬ覚悟を持って日本に来たと意気込み、必ずタイトルを獲得すると誓った。
練習量ほど汗は流れず
続けてモレノは、山中を「左が強いグレートなチャンピオン」と評しながらも、「前回は慎重に行き過ぎてしまったが、今回はどんな選手か分かっている。神の左をスウェーする自信はある。的確な手数を多くだし、明確にポイントを取る。たとえ山中がスタイルを変えてきても対応できる。勝つイメージはできている」と十分な対策に自信を示した。
ミット打ちも連打だけ
また、かつてWBA世界バンタム級王座を12度防衛したモレノは、この試合を最後にスーパーバンタム級に転級すると表明した。
手の内はまったく見せず
会見での表情に隙を感じさせなかったモレノだが、スウェットシャツからセーター、ウィンドブレーカーを着込み、練習ではスパーリングは行わずに縄跳びやサンドバックで汗を流すことに終始。本人はリミットまで残り3ポンド(約1.3kg)としたが、練習量に比べて汗はさほど流れず、見た目以上にこの階級での減量の厳しさを物語っていた。