目の肥えた英国ファンに見せたい

　9月10日に試合を迎えるWBA・WBC・IBFミドル級世界王者のゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)が試合を心待ちにしている。

　昨年はスーパーミドル級で英国人のカール・フローチと対戦するチャンスを探ったGGGことゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)だが、フローチの引退で英国のリングに上がる機会を逃した。今年に入ってからも英国を代表する二世ボクサーでホープのクリス・ユーバンクJr.と交渉を進めたが、相手陣営のプロモーターによって阻まれ話し合いは暗礁に乗り上げた。それでも、目の肥えた英国のボクシングファンの前で自身のボクシングを披露するチャンスを得たGGGは、10日にロンドンの東部に位置するO2ドームで試合ができることを楽しみにしていると、海外メディアが伝えている。
　ボクシング映画の代表作「ロッキー」に登場したイワン・ドラゴ以上に精密なボクサーGGGのボクシングは、英国のファンの目にはどう映るのか?