試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
31日に東京・大田区総合体育館で4度目の防衛に成功したWBA世界ライトフライ級王者の田口良一(29=ワタナベ)が5日、自身の地元でもある大田区役所を表敬訪問。松原忠義区長に勝利を報告した。
職員に歓迎され登場
田口は元WBA世界ミニマム級王者で同級1位の宮崎亮(28=井岡)のアタックをジャブとフットワークで封じ、最大10ポイント差の判定勝ち。
区長「これからはツヨカッコイイと呼びたい」
渡辺均会長は「レベルの高い内容で、田口の強さが本物だと証明された試合でした」と説明すると、テレビ観戦したという松原区長も、「いつもはスロースタートの田口選手が今回は最初からスピードに乗っていた。安心して見ていられた」と称賛。「防衛を重ね、自分のため、そして大田区のためにも頑張ってほしい」と期待の言葉をかけた。
今後は統一戦も視野に
タイトル奪取から数え4度目の表敬訪問となった田口は、「訪れるたびに歓迎してくれて嬉しい」と喜び、「これからも出来る限り多く防衛していきたい」と応えた。また、試合後は少し拳を痛めただけで顔や体へのダメージはほとんどなく、早くも今週から軽めの練習を再開する予定とのこと。同門の内山高志(36)、河野公平(35)が世界タイトルを失った今、先輩たちの復帰を望む一方ジムを背負って立つ覚悟も示した。