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元IBF世界クルーザー級王者で現在は英国スカイ・スポーツの解説を務めているグレン・マクローリー氏(英)が、9月10日(日本時間11日)に英国ロンドンのO2アリーナで行われる3団体統一世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)対IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(30=英)について、「ブルックにも十分に勝機あり」と予想している。
ケル・ブルック
マクローリー氏は「ゴロフキンが有利であることは間違いない」と前置きしたうえで「しかし、彼はビッグネームとの対戦がなく、まだ試されてはいない」というのだ。そして「ゴロフキンはミドル級では決して大柄というわけではなく、ブルックはウェルター級では大きい選手。体格差はそれほどでもないと思う」と加える。そのうえで「すごい試合になるだろう。ブルックが勝つために十分な研究をして試合に臨めばチャンスはあると思う」と話している。ここまで16連続KO防衛を重ねているゴロフキンは35戦全勝(32KO)、ウェルター級王座を3連続KO防衛しているブルックは36戦全勝(25KO)。オッズは6対1でゴロフキン有利と出ている。