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日本スーパーフェザー級12位の山元浩嗣(32=ワタナベ)が5日、スパーリングを中心とした長期間の武者修行を行うためフィリピン・ジ
ェネラル・サントス市に出発した。帰国は来年の1〜2月を予定している。
いざ、フィリピンへ!
羽田空港で取材に応じた山元は「すべては向こうにいってからになると思うが、2〜3試合する予定。メキシコからもビックネームからのオファーが届き、内定している。その際は一旦、日本に帰国してからメキシコに行くことになると思う。それ以外はずっとフィリピンにいます」と語った。前戦、日本同級5位東上剛司(36=ドリーム)に判定で敗れたことで悔いを残さずボクシングをやり切りたいと決意、約10年間のサラリーマン生活との両立を断ち切った山元。師事する井上孝志トレーナーにその熱い想いを伝えたところ、井上氏がコネクションを生かしフィリピンのジムとの橋渡し、部屋の手配など全てを賄ってくれたという。「井上さんの財産を受け継いでいるようなもの。感謝の気持ちは結果で返す」と気を吐いた。
フィリピンでは語学も学んでくるという山元は「経験したことをワタナベジムや日本のボクシング界の発展に繋がるようにしていきたい」と抱負を口にした。ジェネラル・サントス市では洗濯機がなく衣服は手洗いの習慣があるということで、簡易洗濯機を両手に持ちながら元気に旅立った。