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WBA世界フェザー級スーパー王者レオ・サンタ・クルス(27=メキシコ/米)対前WBA、IBF世界スーパーバンタム級王者カール・フランプトン(29=英)のタイトルマッチ12回戦は30日(日本時間31日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われた。
フランプトンが2階級制覇
○カール・フランプトン(英)
12回判定(2対0)
×レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)
下馬評では不利とみられていたフランプトンが好スタートを切って前半をリードした。2回には左フックを浴びせて3階級制覇王者の足元を危うくさせるなど、フランプトンは好調を思わせた。緩急をつけた左ジャブを差し込むなどして優勢を印象づけた。ひとりのジャッジは5回まですべて挑戦者にポイントを与えたほどだ。2度目の防衛を狙うサンタ・クルスは中盤から反撃を開始したが、確実にポイントを抑えたラウンドは6回と7回など数えるほどだった。8回、9回と再びフランプトンが優勢を印象づけ、その勢いのまま試合は終了。採点はひとりが114対114のイーブンだったが、残る二者が116対112、117対111でフランプトンを支持したため新王者誕生となった。2階級制覇を成し遂げたフランプトンは23戦全勝(14KO)。サンタ・クルスは33戦31勝(18KO)1敗1分。
12回判定(2対0)
×レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)
下馬評では不利とみられていたフランプトンが好スタートを切って前半をリードした。2回には左フックを浴びせて3階級制覇王者の足元を危うくさせるなど、フランプトンは好調を思わせた。緩急をつけた左ジャブを差し込むなどして優勢を印象づけた。ひとりのジャッジは5回まですべて挑戦者にポイントを与えたほどだ。2度目の防衛を狙うサンタ・クルスは中盤から反撃を開始したが、確実にポイントを抑えたラウンドは6回と7回など数えるほどだった。8回、9回と再びフランプトンが優勢を印象づけ、その勢いのまま試合は終了。採点はひとりが114対114のイーブンだったが、残る二者が116対112、117対111でフランプトンを支持したため新王者誕生となった。2階級制覇を成し遂げたフランプトンは23戦全勝(14KO)。サンタ・クルスは33戦31勝(18KO)1敗1分。
前座には、2年半ぶりに戦線復帰の元世界2階級制覇王者ミゲール・マイキー・ガルシア(米)が出場。元WBC世界フェザー級王者エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)に4度のダウンを与えて5回TKO勝ちを収めた。ビジネス問題がこじれて2年半のブランクをつくったガルシアは3回に2度、5回に2度のダウンを奪ってロハスを退けた。4回までの採点は三者とも38対36でガルシア優勢だった。ガルシアは35戦全勝(29KO)、約2年ぶりのリングだったロハスは27戦24勝(14KO)3敗。
IBF世界スーパーウェルター級2位決定戦、セルゲイ・ラブチェンコ(ウクライナ)対トニー・ハリソン(米)は、ハリソンが9回に右でダウンを奪ってTKO勝ちを収め、また、イバン・レドカッチ(ウクライナ/米)対テビン・ファーマー(米)のライト級10回戦は、ファーマーが判定勝ちを収めた。採点は99対89、98対90(二者)と大差がついた。さらに、この日は元世界2階級制覇王者ポール・マリナッジ(米)も登場、ガブリエル・ブラセロ(米)に10回判定勝ちを収めた。