和氣慎吾、よく寝られた

　大阪市内のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で20日早朝、IBF世界スーパーバンタム級王座決定戦に出場する同級1位の和氣慎吾(29=古口)と対戦相手で同級2位のジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)が当日計量を行った。
　IBFは選手の健康を考え、リミットから10ポンド(約4.5kg)の増量までに留めるよう選手に要求している。

　昨夜はよく寝られたという和氣は57.4kgの2.2kg増量でパス。「大きな試合だとは思わず目の前のグスマンと戦うだけなので、いつもと一緒ですね。(地元の)岡山からたくさん応援に来てくれると聞いているので、しっかり勝ってベルトを巻く姿をみせたいですね」と落ち着いた様子で宿泊しているホテルへ戻った。

　一方、落ち着いた様子で計量会場に姿をみせたグスマンは58.9kgだった。4.1kgの増量で無事にパスすると「別に変わったことはない、昨日はパスタを食べて早く寝た。今日はしっかり戦う」と、こちらも余裕の表情で会場をあとにした。