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WBAスーパーフェザー級タイトルマッチ、レギュラー王者ハビエル・フォルトゥナ(26=ドミニカ共和国/米)対同級8位ジェイソン・ソーサ(28=米)と、WBA世界スーパーバンタム級レギュラー王座決定戦、2位のクー・シャオジュン(25=中国)対8位のネオマール・セルメニョ(36=ベネズエラ)のダブル世界戦が24日、中国の北京で行われた。
挑戦者会心の一打
○ジェイソン・ソーサ(米)
11回TKO
×ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国/米)
○ネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)
12回TKO
×クー・シャオジュン(中国)
11回TKO
×ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国/米)
○ネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)
12回TKO
×クー・シャオジュン(中国)
これが2度目の防衛戦のフォルトゥナが6対1のオッズで有利とみられたカードだが、勝負は11回に意外なかたちで突然の幕引きを迎えた。サウスポーのフォルトゥナに対し、ソーサが飛び込んで左フックをヒット。次いで右から左をフォローすると王者がロープ際でダウン。なんとか立ち上がったフォルトゥナだったが、ラウル・カイズ・ジュニア・レフェリーは続行を許さなかった。
新王者のソーサは昨年12月にニコラス・ウォータース(ジャマイカ)と引き分けたのに続く殊勲をあげ、戦績を24戦19勝(15KO)1敗4分に伸ばした。32戦目にして初黒星を喫したフォルトゥナは29勝(21KO)1敗1分1無効試合。
当級の王者交代劇が続く
これでスーパーフェザー級は昨年11月にWBC王座が三浦隆司(帝拳)からフランシスコ・バルガス(メキシコ)に、今年4月にはWBAスーパー王座が内山高志(ワタナベ)からジェスレル・コラレス(パナマ)に、そして6月にWBO王座がローマン・マルチネス(プエルトリコ)からワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/米)に、さらに今回、WBAレギュラー王座がフォルトゥナからソーサに、次々と持ち主が変わったことになる。
Sバンタムは36歳セルメニョの手に
スーパーバンタム級王座決定戦は、元同級暫定王者のセルメニョがほぼ一方的に試合を支配して勝利を収めた。2回にダウンを奪って圧倒的優位に立ったセルメニョは、その後も経験とテクニックでクーをコントロール。着々とポイントを重ねて王座に近づいていった。迎えた最終回、ルイス・パボン・レフェリーが試合を止めてセルメニョの手を挙げた。カール・フランプトン(英)が剥奪された王座を引き継いだセルメニョは31戦24勝(14KO)5敗1分1無効試合。敗れたクーは23戦20勝(9KO)3敗。