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IBF世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(26=英)に挑戦する同級9位のドミニク・ブリージール(30=米)が16日、試合開催地の英国に到着した。ブリージールは「強打を叩きつけるから覚悟しておけよ」と威勢がいい。試合は25日(日本時間26日)、英国ロンドンのO2アリーナで行われる。
ブリージールは12年ロンドン五輪ではメダルに手が届かなかったが、その3ヵ月後にプロ転向を果たしてからは17戦全勝(15KO)というレコードを残している。今年1月にはアミール・モンスール(米)とのランカー対決でダウンを挽回して5回終了TKO勝ちを収め、今回の挑戦に繋げた。試合9日前に試合地入りしたブリージールは「ふたりともKOアーチストだから、最初にパンチを当てた方が勝つだろう」とコメント。さらに「マニー・ロブレス・トレーナーが作戦を練ってくれたので、それに沿って戦うことになるが、彼が隙をみせたならばそこを突いていくつもりだ。思い切り強打を叩きつけるので覚悟しておくことだね。25日に勝つための備えは万全さ」と19対1のオッズをもひっくり返す自信を口にした。4月9日の戴冠から2ヵ月半で初防衛戦に臨むジョシュアは16戦全KO勝ち。