試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
5月8日(日)、東京・有明コロシアムで昨年末に獲得したIBF世界ライトフライ級王座の初防衛戦に臨む八重樫東(33=大橋)が、30日に横浜市内の所属ジムで練習を公開した。挑戦者は戦績22戦13勝(10KO)6敗3分、同級10位マルティン・テクアペトラ(26=メキシコ)。
激闘は免れないと共通認識
練習前の会見で八重樫は、挑戦者について「メキシカンらしく勇敢なファイター」と評価し、試合は厳しいものになると予想。松本好二トレーナーも「しっかりと攻めてくるのでツボにはまると厄介」と警戒した。また、今回はダメージなく終わらせたいと望んだ大橋秀行会長も激しい展開を覚悟する一方、ここまでの八重樫について「ベテランらしくメリハリのある練習ができた」と信頼を寄せ、万全のコンディションを強調した。
八重樫らしく戦うだけ
これに八重樫も「気を抜かずにしっかりと管理してリングに上がる。蓋を開けてみないと分からないが、良いも悪いも自分のコンディション次第。八重樫らしい試合を見せたい」と意気込んだ。
力強さを見せたミット打ち
午前中は野木丈司トレーナーとの下半身強化トレーニングの最終日とあって、練習はジムワークのみだったが、疲れがあるとする中でも松本トレーナーとのミット打ちでは、鋭い踏み込みからキレのあるコンビネーションを打ち込み、顔つきはすでに戦闘モードにあった。
八重樫の背中も子供たちは見ている
また、先日12度目の防衛に失敗した拓殖大学ボクシング部の先輩、WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(36=ワタナベ)について、みんなと同じで凄いショックを受けたと話し、「内山先輩がこれからどうするかは分からないが、僕にとって内山先輩はいつまでも背中を追いかける存在。8日の試合で後輩も頑張っている姿を見せたい」と思いを語った。
初防衛戦まであと8日