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[前日計量]2016.3.5

日本女子最重量級戦

 明日6日(日)、神奈川・川崎市とどろきアリーナで開催されるOPBF女子東洋太平洋Sフェザー級タイトルマッチの前日計量が都内のJBC事務局で行われ、王者の水谷智佳(34=宮田)がリミットの58.9kg、挑戦者で同級1位の三好喜美佳(32=川崎新田)が58.6kgで一発パスした。
水谷はやっと試合ができると喜んだ
 水谷は10年3月の獲得以来、実に6年越しの初防衛戦。国内での対戦相手が見つからなかったのが理由だが、今回は元OPBFバンタム級王者の三好が3階級上げての挑戦をオファーし、日本人対決が実現する運びとなった。13年、15年と2戦続けての世界挑戦は実らなかったが、172cmの長身を活かした攻撃力は健在。念願だったという初防衛戦に向け「しっかりと勝って、壁を感じた世界に再び挑戦したい。3年ぶりの日本のリングで、応援してくれる人たちに成長した姿を見せたい」と言葉が弾んだ。
コンディションは過去最高と三好
 一方、挑戦者は13年にOPBF女子バンタム王座を獲得後、同年メキシコでWBA王座に挑むも失敗し、再起を図った初防衛戦もタイトルを奪った東郷理代(アルファ→引退)に王座返り咲きを許した。今回、2階級制覇を目指す上で、パワーで上回る水谷に対し、三好のスピードがどこまで通用するのかに注目したい。「食べながら練習ができたので調子は良い。水谷選手とはかつてスパーもやっているが、8cmの身長差があっても大きいとは感じなかった。ただ、臨機応変に判断を早くして動きたい。目標はあくまでも世界なので、全力で獲りに行って次のステップに繋げます」。

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