山中とソリス、身長差は7.5cm

　いよいよ3日後に控えたWBC世界バンタム級王者の山中慎介(33=帝拳)の10度目の防衛戦。その予備検診が1日に都内のホテルで開かれ、山中とチャレンジャーの前WBA世界Sフライ級王者で現WBC同級3位リボリオ・ソリス(33=ベネズエラ)は揃って体調の良さをアピールした。
※試合の模様は3月4日(金)、夜5時から7時45分まで第一試合から木村対ロペス戦までをCS日テレジータスで生中継の予定。

　予備検診を終えたサウスポーの山中は、互いの数値を見て「予想どおり。(ソリスの)身長は思ったより低くはなく、戦いやすそう」と冷静に分析。「向こうの体調も良さそうなので良い戦いができそう。自分も今日これから京都入りし、最終調整をして最高の状態に仕上げる自信がある」と、はやる気持ちを抑えていた。

　一方、挑戦者のソリスは「山中はもっとがっちりしていると思った。(パワーのある相手に合わせる)フレシキブルな戦いを想定していたが、そうではないのなら私のポテンシャルをもってすれば問題はない」といつものように強気な言葉に終始した。明日は京都で調印式が行われる。

■検診結果
王者:山中慎介
身長:170.5cm
頸周:36cm
胸囲:86.0cm
リーチ:178.0cm
血圧:118/86mm/Hg
脈拍:73/min
体温:36.3℃

■検診結果
挑戦者:リボリオ・ソリス
身長:163.0cm
頸周:37.0cm
胸囲:84.5cm
リーチ:177.0cm
血圧:139/69mm/Hg
脈拍:47min
体温:36.8℃