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スーパーバンタム級の英国人同士による世界王座統一戦、WBA王者スコット・クイッグ(27)対IBF王者カール・フランプトン(29)の12回戦は27日(日本時間28日)、英国マンチェスターのマンチェスター・アリーナでゴングが鳴る。2万1000席が完売になった注目カードの前日計量が26日、同地で行われた。
これまでWBA王座を6度防衛してきたクイッグは121.6ポンド(約55.1キロ)、2度の防衛を果たしているIBF王者のフランプトンは121.7ポンド(約55.2キロ)で、ともにスーパーバンタム級の上限である122ポンド(約55.3キロ)をクリアした。計量を終えたフランプトンは「私の方が優れている。1ラウンドから最終ラウンドまで彼を倒すパワーがあるし、ポイントを奪う賢さでも上回っている」と言いながらライバル王者に投げキスをした。一方のクイッグは「彼のことはファイターとしてはリスペクトするが、ベストのカール・フランプトンはベストのスコット・クイッグに触れることはできないよ」とやり返した。戦績はクイッグが33戦31勝(23KO)2分、フランプトンが21戦全勝(14KO)。オッズはフランプトン有利のまま前日の29対19から13対9に差が縮まった。