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3月4日に島津アリーナ京都で10度目の防衛戦に臨むWBC世界バンタム級王者、山中慎介(33=帝拳)が24日、都内のジムで報道陣に練習を公開した。過去に日本で世界戦2勝の元WBA世界スーパーフライ級王者、現WBC世界バンタム級3位のリボリオ・ソリス(33=ベネズエラ)を迎え撃つ山中は順調に調整が進んでいる様子で、「倒しにくい相手だが、当たれば倒れるはず」とKO防衛に自信をのぞかせた。
※山中対ソリスは3月4日(金)夜7時56分から8時54分まで日本テレビ系列で生中継の予定。
※山中対ソリスは3月4日(金)夜7時56分から8時54分まで日本テレビ系列で生中継の予定。
練習前の会見
勝てば具志堅用高(13度防衛)、内山高志(ワタナベ=11度防衛)、長谷川穂積(真正=10度防衛)に続いて日本人4人目の二桁防衛となる山中は、この試合に備えすでに101ラウンドのスパーリングをこなしてきた。「最初のうちはもうひとつだった」(山中)というが、「調子は上がってきた。(V9の)モレノ戦が苦しい試合だったので、その経験が3月4日のリング上で生きると思う」と話した。高校時代を過ごした京都での凱旋防衛戦だけに「(京都は)自分の原点。応援が力になると思うので、成長したところ、逞しさをみせたい」と意気込んだ。KOによるV10が期待されるが、「焦らずにやれば倒せると思う。(倒すとしたら)やはり左でしょうね。それが一番の武器なので、やはり強いと思わせたい」と自信をみせた。
左ストレートで何度も追い詰めた
WBO世界フライ級15位のジェイク・ボルネア(20=比 11戦10勝5KO1敗)を相手にしての2ラウンドのスパーリングでは、「突き放す右」「踏み込み」というトレーナーからの指示を受け、右リードと足で相手をコントロール。そして距離とタイミングが合うと十八番の「ゴッド・レフト」を打ち込んでいた。
思い出の地、京都でKOを狙う
この日のスパーリングで目を引いたのは左からの返しの右フックだった。ソリス用に準備したコンビネーションなのかもしれない。本格的な減量はこれからだというが、現時点では万全の調整とみてよさそうだ。なお、挑戦者のソリスは明朝、来日。26日に練習を公開する予定だ。
試合当日は愛妻の誕生日。華を添える