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大阪帝拳で8日、B級昇格まであと1勝となった辰吉寿以輝(19)、ランキング返り咲きを目指す池水達也(23)と、東洋太平洋スーパーバンタム級9位、日本同級8位の中澤奨(23)がそろって次戦の発表会見に姿をみせた。辰吉は「とりあえずKOで勝ちたい」と今年もKO宣言からスタートした。試合は3月27日(日)、東和薬品RACTABドーム(旧なみはやドームサブアリーナ)で夕方5時から第1試合開始予定。
吉井寛会長
会見の冒頭、吉井寛会長は「中澤は韓国チャンピオンのテイル選手。なかなか綺麗なボクシングをする相手にしっかりとKOで勝ってもらって今年中にはタイトル戦をできるようにしてもらいたい。池水に関しては、ランキングも今外されているので、今ちょっと東洋太平洋ランカーをあたっていたんですが、なかなか良い返事がいただけなかったので今まだ調整中です。辰吉はワタナベジムの三瓶選手とやります、これを勝ったらB級に昇格もしますので頑張ってもらいたいです。体重は初戦がバンタム級、2戦目がスーパーバンタム級となって今回は56.5kg契約で色々な事情もありますが、試しですね。とりあえずキャリアを積めせます」とそれぞれの2016年初戦を発表。
中澤奨(23)
中澤は「相手は何回かスパーリングに来ていて、1回やっていますが、綺麗なボクシングをする印象です。噛み合うと思います。韓国から来て人生賭けてるといると思いますが、僕も人生賭けてボクシングしているので勝ちます。このあいだの試合はみんなに「面白かった」と言われましたが、次の試合はきっちりKOして「すごかった」と言ってもらえるようにしたいです」と語った。対戦相手は韓国から大阪市内の渥美ジムに移籍したテイル渥美(22)と56.5kg契約8回戦。
池水達也(23)
続いて池水は「前の試合は綺麗なKO勝ちできたんですけど、まあ、年も明けましたし、モチベーションも高く保てています。だけが相手でもしっかり勝って今年か来年が勝負の年だと思っているので良い内容で勝ちたいです」とランキング返り咲きを誓った。対戦相手は未定。
辰吉寿以輝(19)
最後に今月運転免許を取得した辰吉は「結果勝って、B級に上がるので盛り上がっています。体重は特に気にならないですね。身長の高い相手ですが、身長の高い選手は打たれ弱い印象なので問題ないです。もちろんKOを狙っていきます」と意気込んだ。対戦相手はワタナベジムの三瓶一樹(24)と56.5kg契約4回戦。
試合は3月27日