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WBO世界ミニマム級チャンピオン田中恒成(畑中)の初防衛戦が開催される名古屋。大晦日の午後12:30に第一試合のゴングが打たれた。世界戦は16時ごろ開始予定。試合速報を配信中!田中恒成(畑中)の試合結果あり。
※「続きを読む」で世界戦後の記者会見記事。
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5R恒成がダウン
最初にダウンを奪ったのは挑戦者サルダールの右ストレート。キャリア初ダウンを喫した田中は落ち着いて立ち上がると残り30秒弱の5ラウンドを乗り切った。すると6ラウンド。チャンピオンが放った左ボディ。フィリピンから来日した挑戦者は立ち上がれなかった。
サルダール
健闘した挑戦者のサルダールは「試合自体は勝っていたので一発でやられてとても残念。ボディはまだ痛い。最後のパンチは予想していないもので見えなかった。立ち上がろうとしたが呼吸ができなくて無理だった。倒されるまではプラン通りだっただけに悲しい。次に戦ったら今度は勝てる」と悔しさをにじませて会見を終えた。
歓喜の大逆転
プロ初のダウンを喫した田中は「1〜5ラウンドまではポイントを取られていたので内容的には満足していない。上手くパンチのある選手相手には躊躇してしまったしテクニックなどまだ課題が浮き彫りになった。減量の影響は関係ない。最後のボディは手応えがあった。これまでは勝てば良いと思っていたがKO勝ちを狙って実行できたので良かった。初めてダウンしたが意外と落ち着いているなと思った。5月の世界戦は中盤から失速したので今回の試合は後半仕留めることができたので良い経験になった。返上するかはこれからよく考えます。」とホッとした表情を浮かべた。
田中恒成(畑中)は2016年もチャンピオン
試合後会見に同席した畑中清詞会長は「良かった点は倒したことだけど5ラウンドまでは取られていたのでそこは良くなかった。良い感じになってきた時にダウンをもらったが本人が大丈夫だというので後半勝利に賭けた。相手はアマで500戦しているだけあって上手かった。今後のことは今日の反省を踏まえて来年考えます。」と話して2015年を締めくくった。
採点表