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WBC世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(30=米)の3度目の防衛戦は来年1月16日、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われることになっているが、試合38日前になってやっと挑戦者が8位のアルツール・ズピルカ(26=ポーランド)に決まった。
デオンタイ・ワイルダー
ワイルダー陣営は当初、ビャチェスラフ・グラツコフ(ウクライナ/米)に声をかけていた。しかし、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)から3団体王座を奪ったタイソン・フューリー(英)がIBF王座を剥奪されたことで、グラツコフには王座決定戦のチャンスが回ってきたためワイルダーへの挑戦は見送られた。この間、シャノン・ブリッグス(米)やビリー・ライト(米)ら峠を過ぎたベテランが挙手したが、実現には至らなかった。そんななかズピルカとの交渉がまとまったわけだ。ズピルカは08年にポーランドでプロデビューしたサウスポーで、21戦20勝(15KO)1敗のレコードを残している。身長は191センチ。唯一の敗北は昨年1月、ブライアント・ジェニングス(米)に10回TKO負けを喫したもので、このときは2度のダウンを奪われている。その後は4連勝(3KO)を収めている。