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3階級制覇の実績を持つWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(28=ニカラグア/帝拳)対元世界2階級制覇王者ブライアン・ビロリア(34=比/米)の12回戦は17日(日本時間18日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われた。43戦全勝(37KO)の「パウンド・フォー・パウンド現役最強」の評価もあるゴンサレスがV3を果たしたのか、それとも「ハワイアン・パンチ」ビロリアが返り咲きを成し遂げたのか――。
〇ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)
9回2分53秒TKO
×ブライアン・ビロリア(比/米)
不利が伝えられたビロリアが試合開始のゴングと同時に積極的に打って出た。ゴンサレスはブロックで対処し、初回終盤からは逆に徐々に圧力をかける展開に持ち込んだ。圧倒的な強さを誇るゴンサレスだが、左フックに一発KOの威力を持つビロリアが相手ということで慎重に試合を進めていった。それでも3回、ゴンサレスは右ショート・ストレートを鮮やかにヒットしてダウンを奪い、早々と優勢を印象づけた。以降はゴンサレスがほぼ一方的に試合をコントロールしていったが、ビロリアもその都度、強打を振って反撃するため気の抜けない展開が続いた。6回、7回、そして8回とラウンドが進むごとにビロリアのダメージは深くなり、9回開始前にはドクターがチェックするほどだった。こうしたなかゴンサレスはビロリアをロープに追い込み、回転の速い左右のコンビネーションを上下にまとめた。その直後、レフェリーが両者間に割って入って試合終了を告げた。
試合直後のリング上でゴンサレスは「ビロリアは強くて素晴らしい選手だった。パンチもあった。でも、私のコンディションもよかった。セコンドからはボディを攻めろと指示を受けた」と話した。44戦全勝(38KO)。懸念されたダメージも深刻ではなかった様子のビロリアも気丈にリング上でインタビューに応じた。「ゴンサレスはNO, 1の選手だと思う。パンチ力があった。強い右を浴びたし、とてもタイトな試合だった」と敗北を受け入れていた。43戦36勝(22KO)5敗2無効試合。
9回2分53秒TKO
×ブライアン・ビロリア(比/米)
不利が伝えられたビロリアが試合開始のゴングと同時に積極的に打って出た。ゴンサレスはブロックで対処し、初回終盤からは逆に徐々に圧力をかける展開に持ち込んだ。圧倒的な強さを誇るゴンサレスだが、左フックに一発KOの威力を持つビロリアが相手ということで慎重に試合を進めていった。それでも3回、ゴンサレスは右ショート・ストレートを鮮やかにヒットしてダウンを奪い、早々と優勢を印象づけた。以降はゴンサレスがほぼ一方的に試合をコントロールしていったが、ビロリアもその都度、強打を振って反撃するため気の抜けない展開が続いた。6回、7回、そして8回とラウンドが進むごとにビロリアのダメージは深くなり、9回開始前にはドクターがチェックするほどだった。こうしたなかゴンサレスはビロリアをロープに追い込み、回転の速い左右のコンビネーションを上下にまとめた。その直後、レフェリーが両者間に割って入って試合終了を告げた。
試合直後のリング上でゴンサレスは「ビロリアは強くて素晴らしい選手だった。パンチもあった。でも、私のコンディションもよかった。セコンドからはボディを攻めろと指示を受けた」と話した。44戦全勝(38KO)。懸念されたダメージも深刻ではなかった様子のビロリアも気丈にリング上でインタビューに応じた。「ゴンサレスはNO, 1の選手だと思う。パンチ力があった。強い右を浴びたし、とてもタイトな試合だった」と敗北を受け入れていた。43戦36勝(22KO)5敗2無効試合。