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[予備計量]2015.10.11

ゴロフキンら4人とも規定内

 17日(日本時間18日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われる世界ミドル級王座統一戦、WBAスーパー王者、WBC暫定王者ゲンナディ・ゴロフキン(33=カザフスタン/米)対IBF王者デビッド・レミュー(26=カナダ)、WBC世界フライ級タイトルマッチ、王者ローマン・ゴンサレス(28=ニカラグア/帝拳)対ブライアン・ビロリア(34=比/米)まで1週間に迫った。このほど4人はWBCが定める試合1週間前の予備計量に臨み、いずれも規定内でクリアした。
ローマン・ゴンサレス
 WBCは過度で急激な減量を予防するために、世界戦の1ヵ月前(超過はリミット体重の10%以内)と1週間前(同5%以内)に予備計量を行い、その体重を報告するよう義務づけている。ゴロフキンは1ヵ月前計量で165ポンド(約74.8キロ)で、1週間前の今回は165.5ポンド(約75.0キロ)だった。ミドル級リミットの160ポンド(約72.5キロ)まで約2.5キロで、いつもどおり体重調整は順調にいっているようだ。これに対しレミューは1ヵ月前は規定ぎりぎりの175.8ポンド(約79.7キロ)で、今回も167.6ポンド(約76.0キロ)と上限に近い体重だった。なお、今回はレミューの持つIBF王座も賭けられるため、試合当日の朝も計量が義務づけられている。ここでは前日計量からのリバウンド(増量)を10ポンド(約4.5キロ)以内に抑える必要がある。
 また、112ポンド(約50.8キロ)をリミットとするフライ級のWBCタイトルマッチに出場するゴンサレスは115ポンド(約52.1キロ)、ビロリアは113ポンド(約51.2キロ)だった。ともにリミットに近いところまで体重は落ちており、問題はなさそうだ。

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