英国のW世界戦

　10日(日本時間11日)、英国マンチェスターではライト級とスーパーウェルター級のWBOタイトルマッチが行われる。9日には前日計量が行われ、ライト級王者テリー・フラナガン(26=英)と挑戦者のディエゴ・マグダレノ(28=米)、スーパーウェルター級王座決定戦に出場するリアム・スミス(27=英)とジョン・トンプソン(26=米)の4人が無事にクリアした。

　7月にホセ・セペダ(メキシコ)が肩を痛めて棄権したため2回終了TKO勝ちで王座を手に入れたフラナガンは、これが初防衛戦となる。計量ではライト級リミットちょうどの135ポンド(約61.2キロ)だった。28戦全勝(11KO)。一方、13年4月にローマン・マルチネス(プエルトリコ)の持つWBO世界スーパーフェザー級王座に挑戦して惜敗しているマグダレノは134.7ポンド(約61.1キロ)だった。 29戦28勝(12KO)1敗。サウスポー同士の対決となるが、オッズは11対8の僅差でフラナガン有利と出ている。デメトリアス・アンドレイド(米)が活動不活発のため剥奪された王座の決定戦に臨むスミスは153.5ポンド(約69.6キロ)、トンプソンは152.2ポンド(約69.0キロ)だった。戦績はスミスが21戦20勝(10KO)1分、トンプソンが18戦17勝(6KO)1敗。