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IBF世界スーパーミドル級王者ジェームス・デゲール(29=英)に対する指名挑戦者決定戦が6日(日本時間7日)、米国テキサス州サンアントニオで行われる。大舞台への切符を狙う5位のジュリアス・ジャクソン(28=バージン諸島)と7位のホセ・ウスカテギ(24=ベネズエラ/メキシコ)が5日、前日計量に臨んだ。
ディゲールに誰が挑む?
ジャクソンは父親のジュリアンがスーパーウェルター級とミドル級の元世界王者で、2歳下の弟ジョンもスーパーウェルター級の世界ランカーというボクシング・ファミリーとして知られる。弟のジョンとともに08年北京五輪に出場後、09年1月にプロに転向し、188センチの長身を生かした強打を武器に19戦全勝(15KO)を収めている。計量はスーパーミドル級リミットちょうどの168ポンド(約76.2キロ)でパスした。ウスカテギは165.7ポンド(約75.1キロ)と軽めの仕上げだった。24戦23勝(19KO)1敗。この敗北は昨年6月、マット・コロボフ(露/米)に喫したものだが、今年2月に1回KO勝ちを収めて再起を果たしている。この階級のIBF王者デゲールは11月28日にカナダのケベックで元王者ルシアン・ビュテ(ルーマニア/カナダ)を相手に初防衛戦を行うことになっており、その勝者がジャクソン対ウスカテギの勝者の挑戦を受ける義務を負うことになる。なお、前座ではミゲール・バスケス(メキシコ)対アルヘニス・メンデス(ドミニカ共和国/米)の元世界王者同士のライト級10回戦対決が組まれている。