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IBF世界スーパーミドル級王者ジェームス・デゲール(29=英)と、2代前の王者ルシアン・ビュテ(35=ルーマニア/カナダ)のタイトルマッチが既報のとおり11月28日、カナダのケベックで行われることになり正式発表された。5月に決定戦を制して王座を獲得したデゲールは初防衛戦となる。
ジェームス・ディゲール
正式決定の受けデゲールは「ビュテは5年間も王座を防衛した特別な選手。尊敬に値するが、いまは私がチャンピオンだ。彼は王座を取り戻そうと必死になるだろうが、私は若くて速くスキルにも秀でているので、それは難しいだろう」と揺るぎない自信をのぞかせた。戴冠を果たしたアンドレ・ディレル(米)戦に続いての国外戦となるが、過去にカナダやデンマークでも試合をしたことがあるだけに「不安はない。どんなことがあってもベルトは持ち帰る」とコメントしている。22戦21勝(14KO)1敗。これに対しカール・フロッチ(英)を挟んで2代前のベルト保持者でもあるビュテは「チャンスをもらえて嬉しい。私は英国の選手(フロッチ)に敗れて王座を失った。今回、かつて私が5年間守った王座の現在の持ち主である別の英国人選手とケベックで戦うことになった。12年以来の返り咲きに向け高いモチベーションを抱いている。11月28日、IBFのベルトはケベックに留まることになるだろう」と、こちらも返り咲きに自信満々の様子だ。34戦32勝(25KO)2敗。サウスポー同士の一戦のオッズは17対2でデゲール有利と出ている。