SL級 WBC王座決定戦

　WBC世界スーパーライト級王座決定戦、1位のビクトル・ポストル(31=ウクライナ)対元WBC同級暫定王者で現2位のルーカス・マティセ(33=亜)の12回戦は3日(日本時間4日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われる。両者は2日、前日計量に臨んだ。

　この王座はWBCがダニー・ガルシア(米)から剥奪したもので、指名挑戦権を有するポストルは1年半近く待たされたことになる。 そのポストルは139.4ポンド(約63.2キロ)でパス。一方、13年9月にガルシアに敗れて暫定王座を失っているマティセは、その後3連勝(2KO)と復調して今回の試合を迎えた。体重はポストルと同じ139.4ポンドだった。戦績は身長180センチのポストルが27戦全勝(11KO)、15対8のオッズで有利とみられているマティセが41戦37勝(34KO)3敗1無効試合。前座では3階級制覇の実績を持つウンベルト・ソト(メキシコ)対アントニオ・オロスコ(メキシコ/米)のスーパーライト級世界ランカー対決が組まれている。35歳のソトは 76戦65勝(35KO)8敗2分1無効試合、27歳のオロスコは22戦全勝(15KO)。