試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
「彼は多くのKO勝ちを収めている強い選手」――今月17日(日本時間18日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)でIBF世界ミドル級王者デビッド・レミュー(26=カナダ)と統一戦を行う同級WBAスーパー王者、WBC暫定王者ゲンナディ・ゴロフキン(33=カザフスタン/米)が、ライバル王者に対して強い警戒心を抱いている。
※ゴロフキン対レミュー、セミファイナルで組まれているローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)対ブライアン・ビロリア(比/米)は18日(日)午前11時からWOWOWプライムで生中継の予定。
ゲンナディ・ゴロフキン
04年アテネ五輪の銀メダリストでもあるゴロフキンは、10年に戴冠を果たしたあと14連続KO防衛中だが、今回は世界戦で対峙した15人の誰よりも高いKO率を誇るレミューが相手とあって、いつもよりもナーバスになっているのかもしれない。すでにゴロフキンはライバル王者がガブリエル・ロサド(米)、ハッサン・ヌダム・ヌジカム(カメルーン/仏)を下した試合などを徹底チェック。「彼がいかに強いパンチを打つか分かっている。それを迎え撃つ覚悟もできている。私は数々のパンチャーと戦ってきたので、その経験が生きると思う。攻撃のためのタイミングや距離を巧みにつかい、相手のパンチを受けない方法を知っている」と話している。33戦全勝(30KO)のゴロフキンと36戦34勝(31KO)2敗のレミュー。KO決着必至の試合だが、総合力と実績が買われてオッズは11対1でゴロフキン有利と出ている。