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[世界戦発表]2015.9.7

モデルボクサー世界へ羽ばたく

 7日、協栄ジムで行われた会見で、OPBF女子Sバンタム級王者・高野人母美(28=協栄)が11月11日(水)に後楽園ホールでダニエラ・ベハムデス(アルゼンチン)の持つWBO女子バンタム級王座に挑戦することが発表された。高野はこれが世界初挑戦になる。
 デビュー10戦目で世界初挑戦を迎える高野を待ち受けるチャンピオンのベハムデスは、これまでバンタム級、Sフライ級の2階級を制覇しており、今回が2度目の防衛戦になる。戦績は22戦17勝(5KO)3敗2分けと実績では高野を大きく上回る。
チャンピオンのニエラ・ベハムデス(アルゼンチン)
  最初に世界挑戦の話を聞いた時は「まだ、少し早いかな」と思ったというが、「自分がどこまでできるのか試したかった。ボクサーとして最大のチャンスなので必ず奪う」と意気込みを語った。ベハムデスの印象を「粘り強くて、タフな選手。厳しい試合は覚悟している」と警戒を強めた。
いよいよ世界へ
 試合をプロモートした金平佳一郎協栄ジム会長は「当初はOPBFの防衛戦をしようと思ったが、彼女の可能性にかけた」と挑戦に至った経緯を話し、「最初は3割ぐらいしか勝てないと思ったが、今は五分五分だと思う。強い意志を持って挑んでほしい」と期待を込めた。
 高野を担当する萩原篤トレーナーは「チャンピオンはとにかくタフな選手。こっちが1発打ったら3〜4発は返してくる気の強い選手。高野の気持ちが折れたら惨敗もあり得る。今のままでは分が悪いが、伸びしろに期待したい」と残り2ヶ月で追い込みをかける。
 「殴り合いは覚悟の上。今までにない試合を見せます」と目を輝かせた高野は強い決意で世界「ナンバーワン」に挑む。
株式会社veneがバックアップ!
 今回の試合から株式会社vene(代表取締役:中村浩平)が前日計量で身につける衣装としあいのトランクスを担当、高野の試合を盛り上げる。

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