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WBAのヘビー級レギュラー王者ルスラン・チャガエフ(36=ウズベキスタン/独)の初防衛戦が11日(日本時間12日)、フランチェスコ・ピアネッタ(30=イタリア/独)を相手にドイツのマグデブルグで行われる。試合を5日後に控えた6日、両者が会見に臨んだ。
チャガエフは昨年7月に王座を獲得して返り咲きを果たしたが、以後1年以上も実戦から遠ざかり、これが初防衛戦となる。「この試合のために米国のマイアミで2ヵ月、ドイツのハンブルグで4週間、計3ヵ月のトレーニングを積んできた。有効な策も考えてあるし、準備は1000%だ」と自信をみせた。これに対し13年5月のウラジミール・クリチコ(ウクライナ)戦に続いて2度目の世界挑戦となるピアネッタは「チャガエフはアマチュアとプロで実績を残している選手。彼のことはリスペクトしている。クリチコのときは結果を出せなかったが(6回TKO負け)、今度は息子にベルトを渡すつもりだ」と、こちらも必勝を誓った。戦績はチャガエフが36戦33勝(20KO)2敗1分、ピアネッタが33戦31勝(17KO)1敗1分。ヘビー級では珍しいサウスポー同士の一戦となる。