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フライ級とスーパーフライ級の元世界王者ビック・ダルチニャン(39=アルメニア/米)が6日(日本時間7日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターでヘスス・クェジャル(28=亜)の持つWBA世界フェザー級王座に挑戦する。過去4度、3階級制覇に挑んで失敗しているダルチニャンは「土曜日に(クェジャルを)粉砕する」と意気込んでいる。
試合を2日後に控えた4日、メキシコ人街として知られるロサンゼルスのオルベラ街で両者は会見に臨んだ。試合の前もあとも相手に悪態をつくことで有名なダルチニャンは、この日も「このガキを土曜日に粉砕してやる。俺には多くの経験があるんだ。ヤツは何が起こるのか分かっていないんだよ。俺は何年もチャンピオンだったが、いまはもうひとつのタイトルが欲しいんだ。まだまだ能力があるということを証明してみせる」と、王者を挑発。これに対しクェジャルは「まずはダルチニャン、そしてレオ・サンタ・クルス(メキシコ/米=WBC世界スーパーバンタム級王者)かアブネル・マレス(メキシコ/米=元世界3階級制覇王者)が私の標的だ。彼(ダルチニャン)は思ったことをベラベラと喋るが、土曜日の戦いでどちらが優れているのか分かるだろう。ハードなトレーニングを積んできたので、リングに上がる準備は完璧だ」と、こちらも自信満々の様子だ。13年8月に暫定王座を獲得したクェジャルは今年に入って正王者に昇格。これが4度目の防衛戦となる。27戦26勝(20KO)1敗。直近の7戦は3勝(2KO)4敗と負け越しているダルチニャンは48戦40勝(29KO)7敗1分。サウスポー同士の一戦は7対1でクェジャル有利と出ている。