試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
WBA世界スーパーフェザー級S王者の内山高志(35=ワタナベ)に挑戦する同級7位、前東洋太平洋同級王者のジョムトーン・チューワッタナ(25=タイ)が3日、都内のジムで練習を公開。前回同様、約12kgの減量に頬はこけていたものの、リミットまで残り1kgときっちり仕上げ、コンディションの良さをアピールした。試合は6日、東京・大田区総合体育館で開催される。
ジョムトーンにほとんど喋らせず
「このチャンスに喜びを感じている」とコメントした9戦全勝(4KO)のサウスポーは、内山について「最近の試合を見た限りはそこまで凄い選手とは思えない」と評し、前回1月に対戦し判定で退けた金子大樹(横浜光)と比較しても「そんなに差はない」と言い切った。
汗が出ない挑戦者
ボクシングと両立させる300戦の実績を持つムエタイでは、フェザー級とライト級で世界2階級を制し勝率は8割。金子戦後もムエタイで2試合をこなし、3月に中国広州で開かれたワンデートーナメントにも優勝した。同席したアンモマネージャーは「負けたのはもうだいぶ前のこと。海外の試合ではムエタイ、ボクシングとも負けたことがない」と誇らしげに語り、「ムエタイで培った強さを発揮させたい。スピードはジョムトーンの方が上」と強調した。
手の内は隠したまま
練習はシャドーとタイから一緒に来日したムエタイ・ミドル級王者を相手に2ラウンドのスパーリングを披露したが、軽く流す程度で参考にならず。動きを見つめていた佐々木修平トレーナーは、「汗が出ないし減量はキツそう。体の線も細いし、身長もそれほど高くはない。イメージ通りですね。油断は禁物だがサウスポーは得意」と自信を深めた。
勝つ自信は80%