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4階級制覇の実績を持つWBC世界ミドル級王者ミゲール・コット(34=プエルトリコ)の初防衛戦は6月6日、米国ニューヨークで行われる予定だが、その相手に元WBA、IBF同級王者ダニエル・ギール(34=豪)が内定した。
ミゲール・コット
コットは昨年6月にセルヒオ・マルチネス(亜)を圧倒して王座を獲得。その後、12月に初防衛戦が計画されたり今年5月にはサウル・アルバレス(メキシコ)戦が予定されたりしたが、実現しないまま現在に至っている。約1年ぶりの初防衛戦に関しても、IBF世界スーパーウェルター級王者のコーネリアス・バンドレイジ(米)やWBCミドル級1位のホルヘ・エイランド(亜)などの名前が挙がったが、ここにきて知名度や実績で勝るギールが最有力候補に浮上した。ギールは13年8月にダーレン・バーカー(英)に惜敗してIBF王座を失い、昨年7月にはゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)に3回TKO負けを喫したが、12月にジャーロッド・フレッチャー(豪)に勝って再起を果たしている。コットは43戦39勝(32KO)4敗、ギールは34戦31勝(16KO)3敗。試合はミドル級リミットよりも3ポンド(約1350グラム)軽い157ポンド(約71.2キロ)の契約体重で行われる見込みだ。15日に発表会見が予定されている。