サリド、マルチネスともパス

　WBO世界スーパーフェザー級王者オルランド・サリド(34=メキシコ)対元王者ローマン・マルチネス(32=プエルトリコ)のタイトルマッチは11日(日本時間12日)、プエルトリコの主都サンファンで行われる。試合を翌日に控えた10日、両選手は計量に臨んだ。

　サリドは昨年9月、ターサク・ゴーキャットジム(タイ)とふたり合わせて7度のダウンという激闘を制して暫定王座を獲得。その後、ミゲール・ガルシア(米)の戦線離脱により正王者に昇格して初防衛戦を迎える。計量では129.9ポンド(約58.9キロ)を計測。返り咲きを狙うマルチネスは129.3ポンド(約58.6キロ)だった。戦績はサリドが57戦42勝(29KO)12敗2分1無効試合、マルチネスが32戦28勝(17KO)2敗2分。オッズは11対10の僅差でサリド有利と出ている。