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WBA世界スーパーフェザー級スーパーチャンピオン、内山高志(ワタナベ)が20日、都内のJBC事務局で次戦の発表会見を開いた。スーパーチャンピオンに格上げされた内山の最初の試合は5月6日。挑戦者は、今年1月に金子大樹(横浜光)に判定勝利したランキング10位のジョムトーン・チャーワッタナ(タイ)。内山が勝てば長谷川穂積(真正)に並ぶ10度目の世界王座防衛成功となる。
拳も順調
「相手のボクシングをさせない上手い選手。簡単に勝てる相手ではないし、苦戦すると思う。金子もやられてるので、気を抜かないようにしたい」と挑戦者のジョムトーンに警戒心を見せた内山高志。10度目の防衛戦について「ちょうど区切りとなる試合。この階級で自分が1番強いことを証明する」と気合が入った。
内山高志スーパーチャンピオン
具志堅用高氏が持つ世界タイトル防衛13回という日本人記録も見えてきたが、海外での試合や他団体王者と統一戦などの先にある、と自身の考えを示した。
ジョムトーン・チャーワッタナ
今回の挑戦者、ジョムトーン・チャーワッタナ(タイ)は、15歳でムエタイ(キックボクシング)でラジャダムナンスタジアムのバンタム級王座に就くとフェザー級、スーパーフェザー級と階級を上げて三階級制覇を成し遂げ、フェザー級とライト級のWBC世界ムエタイ王座も獲得。母国タイではいうまでもないが、日本でも格闘技ファンの間では有名な選手。そして、今、格闘技の王道、ボクシングでも注目を集め始めている危険な相手だ。