試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
ミドル級のWBAスーパー王者にしてWBC暫定王者のゲンナディ・ゴロフキン(32=カザフスタン/米)は5月16日、米国カリフォルニア州イングルウッドでウィリー・モンロー・ジュニア(28=米)を相手に14度目の防衛戦に臨むが、18日に発売されたチケットが一日で2500枚以上売れたと報じられている。
現時点で「賭けにならない」ということを意味する100対1のオッズが出ているように、13連続KO防衛中のゴロフキンの圧勝が予想されるカードだが、それでも発券初日に2500枚以上が飛ぶように売れるのだからゴロフキン人気はホンモノといえるだろう。そういえば、昨年10月のマルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)戦も試合直前に席を追加しなければならないほどだった。こうしたなか17日(日本時間18日)にロサンゼルスで会見に臨んだゴロフキンは「現在、私が住んでいるロサンゼルスで再び試合をすることができるので興奮している。モンローは技能に長けたサウスポーなので、私は試されることになるだろう」と、例によって殊勝に語った。これに対し初の大舞台となるモンローは「この試合はスピード対パワー、巧さ対攻撃力、雄牛対闘牛士という構図になる。今回の試合が決まる3週間前からトレーニングしていたので、すでに準備はできている」と、こちらも早くも臨戦態勢にあることを強調した。32戦全勝(29KO)のゴロフキンに対し、モンローは20戦19勝(6KO)1敗。セミではWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)が、エドガル・ソーサ(メキシコ)を相手に2度目の防衛戦に臨むことになっている。