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「パッキャオにとってメイウェザーは隙がない相手」――GGG(トリプル・ジー)ことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(32=カザフスタン/米)のトレーナーを務めているアベル・サンチェス氏が、5月2日(日本時間3日)に米国ネバダ州ラスベガスで行われるフロイド・メイウェザー(38=米)対マニー・パッキャオ(36=比)のWBA、WBC、WBO世界ウェルター級王座統一戦に関し興味深いコメントを発している。
サンチェス氏はゴロフキンのほかにオーリン&テリーのノリス兄弟(米)、ヘスス・サルード(米)、カルロス・バルドミール(亜)、サムエル・ピーター(ナイジェリア/米)などのトレーナーを務めた経験を持っている。フレディ・ローチ氏やナチョ・ベリスタイン氏らとともに名匠のひとりに挙げることができるトレーナーだ。ゴロフキンもサンチェス氏によってスタイルがプロ仕様にチェンジされたといわれている。そのサンチェス氏はメガファイトに関して「メイウェザーは誰もが認める最高であると認める抜け目ない選手。それに対してパッキャオは多くのミスを犯すことがある。彼にとってメイウェザーはあまりにも隙がなさすぎる」とメディアに話している。さらに具体的には「最初の3〜4ラウンドはメイウェザーにとっても対応が難しいだろうが、動きを読んでしまえば流れはメイウェザーに来るだろう」と展望している。47戦全勝(26KO)の5階級制覇王者メイウェザーと、64戦57勝(38KO)5敗2分の6階級制覇王者パッキャオ。オッズはメイウェザー有利に変わりはないものの11対5から21対10にわずかながら接近した。