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ウェルター級のWBA、WBC王者フロイド・メイウェザー(38=米)対WBO王者マニー・パッキャオ(36=比)のドリームマッチは5月2日(日本時間3日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われる。11日(日本時間12日)にはロサンゼルスで両者揃って会見が予定されているが、両者と対戦した経験を持つシェーン・モズリー(43=米)は、「メイウェザーの判定勝ち」と予想している。
モズリーは10年5月にメイウェザーと対戦。2回には右をヒットしてメイウェザーをダウン寸前に追い込んだが、それ以外のラウンドはスピード負けして12回判定負けを喫した。その1年後にはパッキャオとも拳を交えたが、これも12回判定負けという結果に終わった。3回にダウンを喫したモズリーは左を警戒するあまり手が出ず、10回にはパッキャオがスリップダウンした際にノックダウンと判定してもらう幸運があったものの大差で敗れた。ふたりの力を身を持って知っているモズリーは「予想は難しいけれど」と前置きしたうえで「私はメイウェザーを支持する。両者に共通した相手、ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)をとおして見た場合、メイウェザーは動いて彼のパンチを外したが、パッキャオはKOされている」と話している。さらに「メイウェザーは優れたテクニシャンで、インサイドに入って戦うことができ、パンチ力も周囲が言うよりも強い」と評している。ただし、KO決着は難しいと見ており、「試合は12ラウンドまで行くと思う。メイウェザーが動いてパンチを外しながらコンビネーションを浴びせて判定勝ちを収めるのではないだろうか」と予想している。ファンや関係者の見方もその予想を後押ししており、オッズは依然として11対5でメイウェザー有利と出ている。