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世界2階級制覇王者の井岡一翔(25=井岡)が2日、井岡ジムで会見を開き、4月22日にWBA世界フライ級王者のファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)に挑戦することを正式に発表した。決戦の舞台は大阪市内のボディメーカーコロシアム。井岡はこの日、「なにが何でも王座に返り咲く」と意気込みを語った。
チーム井岡
世界王者への返り咲きを目指す井岡一翔(25)は敗戦から1年、満を持してい3階級制覇に挑戦する。対戦相手はWBA世界フライ級王者、8度防衛に成功しているアルゼンチンの雄、ファン・カルロス・レベコ(31)だ。36戦35勝(19KO)1敗という戦績の王者は前戦同級1位のヨーモンコン・ウォー・センテープ(タイ)を5ラウンドTKOで退け、王者健在をアピールした猛者。
井岡一法会長
会見の冒頭、井岡一法会長は「前々からターゲットにしていたレベコ選手と対戦が決まりました。昨年、アムナット選手に負けてから2戦はさみ1年で挑戦できることを感謝しています。レベコ選手はボクサーとして全てに一流だと思うが、一翔と噛み合う。KO決着になるやろう」との見解を示した。
井岡弘樹協会長
続いて西日本ボクシング協会長で一翔の叔父の井岡弘樹会長は「3階級制覇は井岡家の悲願。昨年の敗戦から一翔は成長した。必ず達成してくれると確信している。また、18戦目での3階級制覇は世界でもいない。勝てばギネスに申請する」と甥っ子の偉業達成に太鼓判を押した。
井岡一翔
最後に井岡は「こんなに早く世界挑戦ができることを本当に感謝している。王座に返り咲いて恩返しがしたい」と意気込みを語ると「3階級制覇はもちろん考えているが一番は王座返り咲き。この一年、後輩が新人王を獲ったり、日本王者になって井岡ジムを盛り立ててくれた。でも、やっぱり僕が井岡ジムを引っ張っていかなきゃいけないと思っている。なにが何でも王座に返り咲いて井岡ジムを盛り上げていきたい」と目を輝かせて会見を終えた。