順調な調整のジョニゴン

　WBC世界フェザー級王者ジョニー・ゴンサレス(33=メキシコ)は2月28日(日本時間3月1日)、メキシコで試合1ヵ月前の予備計量に臨み、フェザー級リミットを7ポンド(約3.2キロ)上回る133ポンド(約60.3キロ)を計測した。ゴンサレスの3度目の防衛戦は3月28日、サウスポーのゲイリー・ラッセル(26=米)を相手に米国ネバダ州ラスベガスで行われる。

　ゴンサレスは現在、約5年前からコンビを組む名匠ナチョ・ベリスタイン・トレーナーの指導を受けながら調整に励んでいる。65戦57勝(48KO)8敗の戦績を残しているゴンサレスだが、8敗のうち5敗はサウスポーに喫したもので、今回は左対策が重要なテーマになっている。ゴンサレスは「今回の相手はこれまでのサウスポーとはタイプが異なるので、対応を間違えないように気をつけなければならない」と話している。ゴンサレスはラッセル戦をクリアした場合、6月に前王者アブネル・マレス(メキシコ/米)とV4戦、さらに9月にはWBC世界スーパーバンタム級王者レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)の挑戦を受ける計画を立てている。