サリドVSマルチネス 決定

　WBO世界スーパーフェザー級王者オルランド・サリド(34=メキシコ)と、2代前の王者ローマン・マルチネス(プエルトリコ)の試合が4月11日、プエルトリコのサンファンで行われることが決定した。昨年9月に王座を獲得したサリドは、これが初防衛戦となる。

　サリドはフェザー級時代に2度、ファン・マヌエル・ロペスにTKO勝ちを収めており、13年10月にはオルランド・クルスに7回KO勝ちでWBO王座を獲得するなどプエルトリカンとは相性がいい。敵地での防衛戦となるが、不安よりも自信の方が大きいはずだ。一方のマルチネスは13年11月にミゲール・ガルシア(米)に8回KO負けで王座を失っており、サリドに勝てば返り咲きとなる。戦績はサリドが57戦42勝(29KO)12敗2分1無効試合、サウスポーのマルチネスは32戦28勝(17KO)2敗2分。