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WBC世界ライト級2位にランクされるハビエル・プリエト(27=メキシコ)が、12月30日に東京体育館で行われるホルヘ・リナレス(29=帝拳)とのWBC王座決定戦に向け、順調に調整を続けている。プリエトは「リナレスのスピードに対しては手数で勝負したい」と話している。
ハビエル・ピリエト
プリエトは1987年7月5日、リカルド&レネのアルレドンド兄弟を輩出した地として知られるメキシコのミチョアカン州アパティンガンの出身。06年3月にプロデビューし、ここまで33戦24勝(18KO)7敗2分の戦績を残している。デビュー2戦目でのちの世界王者ミゲール・バスケス(メキシコ)と対戦(4回判定負け)したほか、三浦隆司(帝拳)に挑戦したエドガル・プエルタ(メキシコ)や元世界王者ビセンテ・モスケラ(パナマ)らと拳を交えた経験を持っている。プリエトはリナレスに関しては「スピードのある優れた選手」と評しながらも「相手がリナレスだからといって特別なことをするつもりはない。いつものように自分のボクシングを貫くつもりだ。リナレスのスピードに対して手数で勝負する」と自信をみせている。このところ2試合続けてWBCシルバー王座の防衛戦で引き分けという不本意な結果に終わっているが「今回は試合に集中してトレーニングをしているので、前2試合とは違った結果が出るはず。日本に行く前に体重調整を済ませ、万全のコンディションでリングに上がるつもりだ。試合が楽しみだ」と話している。