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今月22日(土)、神奈川・横浜国際プールで開催される「TOUCH! WOWOW エキサイトマッチスペシャル」で初防衛戦に臨むWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が、都内のジムで公開練習を行った。
会見の様子
にこやかに登場した40戦無敗(34KO)のゴンサレスは、練習前の会見で「日本は第二の故郷。ここで戦えることに神に感謝したい」とまずはリップサービス。続けて、9月5日の前王者・八重樫東(大橋)との激闘から約2ヶ月半と短いスパンでの試合については「試合後、すぐに練習を開始した。コンディションはとても良い」と万全な仕上がりを強調した。
スペクタクルな試合を!
挑戦者のWBC同級8位ロッキー・フェンテス(比)については「ビデオで観た印象だが、私と同じでコンビネーションの良い選手だが、早いラウンドで倒したい。日本のファンにスペクタルな試合を見せたい」と絶対の自信。また、初防衛戦クリアを前提に、来年の防衛戦の相手に2階級制覇王者の「井上尚弥(大橋)」の名前を上げた。
勝利を確信
同席したオバンドトレーナーは、ロマゴンの代名詞とも言える「ボディ打ちやアッパーを多く使うことになるだろう」と話し、「スパーも130ラウンド以上してきた。生まれついてのパワーを最大限に発揮させたい」と勝利を確信していた。
左:ロマゴン 右:村中
公開練習では、日本同級王者の村中優(フラッシュ赤羽)を相手に5ラウンドのスパーリングを行い、村中を連打で圧倒する場面もあった。これまで井上や八重樫のスパーリングパートナーも務めてきた村中は「多彩なパンチがいろんな角度から飛んでくるし、本能的な動きやナチュラルなカウンターなど攻撃に幅がある。パンチ力も井上選手と同じぐらい強い。また常に体を動かし、ディフェンスも固かった。勉強になりました」と絶賛。それでも「もし僕がやるなら距離を潰していきたい」と手応えも感じていた様子だった。
この日、一番の笑顔
"怪物"健在ぶりをアピールしたロマゴンだったが、会見後に試合を中継するWOWOWから土産物の日本刀をプレゼントされ、無邪気に喜ぶ一幕もあった。