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[海外ニュース]2014.9.16

貧打戦のバスケスVSベイ

 13日、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われたミゲール・バスケス(27=メキシコ)対ミッキー・ベイ(31=米)のIBF世界ライト級タイトルマッチは、ベイの2対1の判定勝ちという結果に終わったが、その試合で両者が繰り出したパンチ数が合計で170発だったと報じられている。
ベイが僅差で新王者になった
 Boxingscene.comによるとバスケスとベイが12ラウンドにわたって応酬したパンチの合計数は170で、1ラウンド平均では約14発だったと報じている。通常の世界戦(12回戦)ではひとり400〜700発が平均的なパンチ数といわれており、両者の合計が200に満たない試合は極めて珍しい。しかも、その数字が裏づけるような稀にみる凡戦で、ブーイングさえもおきなかったほどだ。採点に首を傾げる関係者も多く、メディアも「最低の世界戦」と酷評して切り捨てている。そんななかメイウェザー・プロモーションに所属する新王者は「バスケスはナンバー1だったが、いまは私がナンバー1だ。彼はヘッドバットとホールドが多く、多くのラウンドは私が支配していた。途中で右手を痛めたので、ほとんど左一本で戦ったんだ」と、喜びをストレートに口にしている。

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