試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
ピーター・クィリン(31=米)の突然の返上によって空位になったWBO世界ミドル級王座の決定戦が11月22日、1位のマット・コロボフ(31=露/米)と2位のビリー・ジョー・サウンダース(25=英)の間で争われることになった。場所は未定。
マット・コロボフ
この王座はクィリンが保持していたが、コロボフとの指名防衛戦に関して新興のロック・ネイション・スポーツが入札によってイベント開催権を獲得。WBOは9月4日までに契約書にサインするよう迫った。しかし、締め切り直前になってクィリンは「自分の思ったような活動ができない」として王座を返上してしまった。これを受けて今回の王座決定戦が行われることになった。サウスポーのコロボフはアマチュア時代に五輪出場を果たしたほか世界選手権では優勝するなどエリートとして活躍。プロ転向後は24戦全勝(14KO)を記録している。サウンダースも08年北京五輪に出場した実績を持っており、プロ転向後は20戦全勝(11KO)と好調を維持している。開催場所は未定だが、サウンダース側のフランク・ウォーレン・プロモーターはタイソン・フューリー(英)対ディレック・チゾラ(ジンバブウェ/英)のWBO世界ヘビー級挑戦者決定戦の前座に組み入れる計画を口にしている。